今月27日、以前からお知らせしていた映画「サウダーヂ」の県内撮影が行われ、この撮影に私もエキストラの一人として参加した。今回の撮影は、ある企業の創立記念パーティーという設定である。そのため、久しぶりにパーティーに合うスーツを着て、撮影現場である「ホテルグランヴェルジュ甲府」を訪れた。今回の撮影のために貸し切られたホールの入口を抜け、赤いテーブルの椅子に座って周りを見まわすと、上は6、70代から下は2、3歳まで幅広い年代層のエキストラが集っている。この年末の時期に100人近くのエキストラが集まったということに私はまず驚いた。そんな驚きのあと、同じテーブルの椅子に座った方と今回の撮影に参加したきっかけについて話す。その会話のなかで分かったのは、男性は取材で来られたYBSラジオの方と山梨県の「富士の国やまなしフィルム・コミッション」の方で、若い女性の3人組は女性エキストラのヘアメイクのために招かれたヘアースタイリストの方々だということであった。こうして幾人かで会話を交わしていると、ホールの壇上に立つ富田克也監督から撮影内容やその終了時間、他に役者さんの情報(富田監督の「役者の顔や名前を覚えてほしい」という理由から)などが伝えられた。
ここで紹介された役者さんのなかで驚いたのは、首都大学東京教授で社会学者の宮台真司氏であった。というのも、今年9月に行われた映画の制作発表イベントで見た宮台氏とは同一人物と思えなかったからである(特徴のあるあの声を聞いてはじめて、それが氏本人であることが分かったくらいだ)。氏は衆院選で山梨1区から立候補する政治家役ということだったが、故橋本龍太郎元首相似のオールバックで、本物の政治家より政治家然とした雰囲気が感じられた。役を作りこんできたことを感じさせる、政治家を演ずる宮台氏の姿は、「富田克也監督『サウダージ』に出演しました。」(『MIYADAI.com Blog』)に掲載されたポスター写真で見ることができる。氏が出版した著書やネット番組などへの出演で、学者としての氏のことを知っている方は、この写真を見て役者・宮台真司に少しばかり驚くかもしれない。
その後、前の方のテーブルの空席を埋めるため、前述したYBSラジオの方と一緒にそのテーブルに座る。そのテーブル席に座っていたのは、今回の映画を製作している空族の映画ファンで大阪から来た女性、またラジオでエキストラ募集を聞いて参加したお母さんと娘さんの親子などであった。そこでまたどこから来られたのですかなどと話していると、確か富田監督だったと思うが撮影をはじめるとの声が掛かり、撮影現場にはエキストラのあいだで緊張感が漂った(ように私には感じられた)。今回の撮影現場では十数シーンの撮影があったが、そのなかでも一番印象深かったのは、「パーティ会場で、山梨一区から衆議院議員として立候補した赤尾大輔(宮台)が、『わざとらしい』演説をぶったり、『わざとらしい』挨拶う後援者たちと交わすシーン」(前出「富田克也監督『サウダージ』に出演しました。」、原文ママ)である。
今回の撮影でほぼ最初に撮られた「パーティ会場で、山梨一区から衆議院議員として立候補した赤尾大輔(宮台)が、『わざとらしい』演説をぶったり」するシーンでは、パーティ参加者に熱弁を振るう宮台氏の背後に立つカメラマンが氏を見るエキストラを撮影していた。事前に富田監督からはカメラの方を見ないようにという注意もあったので、カメラを見つめないように私も緊張しながら撮影に臨む。他のシーンと同様、このシーンもまた幾度かのテストを経て本番の撮影が行われたが、撮影の合間に台詞をぶつぶつ言いながら壇上を歩く氏の姿を見た。上に述べたシーンを終えて少ししてから撮影された「(パーティ会場に現れた赤尾とその妻が)『わざとらしい』挨拶う後援者たちと交わすシーン」では、赤尾の妻役の役者さんから挨拶を受けるなどで私も少し関わることができた。このシーンでは私の目の前で、富田監督から宮台さんはこうこうしてくださいという“演技指導”を受ける氏の真剣な姿が見られたが、それを終えて立ち位置に戻るときに「これは大変だなぁ〜」という独り言を偶然聞く。これらいずれも撮影の合間に見られたしぐさや聞かれた言葉であるが、これによって素人という甘えをまったく表に出さぬ氏のプロ根性を見たような気がした。
このように、数時間の撮影のなかで普段出会う機会のない役者さんの隠れた一面を垣間見ることができ、撮影の進行に合わせて食べることができた料理も美味しくいただくことができた。今回の撮影で出された料理は、『みなさまの縁をとりもつ隊ブログ』のエントリー「映画『サウダーヂ』の撮影!」で詳述されているのでご覧いただければと思う。また、富田監督から「はい、カット!」と声が掛かるまで緊迫した空気が流れる撮影に立ち会うことができたのは、今回はじめてのエキストラ参加であったが非常に良い経験となった。他のエキストラに混ざって撮影現場を出るときに、出口で「ありがとうございました」と言うスタッフの方と挨拶を交わしたが、そこでエキストラ出演を終えてこれまで感じたことのない充実感を感じることができた。撮影終わりの富田監督の話によると、これからも今回のような大規模なシーンがあるので、その際はぜひ参加してほしいということであった。まだ日程がよく分からないのではっきりしたことは言えないが、スタッフの方のご迷惑にならないように今後もエキストラとして参加し、このブログでも現場報告をしていければと思っている。
映画「サウダーヂ」エキストラ募集ページ
http://www.saudade-movie.com/ekisutora/
ここで紹介された役者さんのなかで驚いたのは、首都大学東京教授で社会学者の宮台真司氏であった。というのも、今年9月に行われた映画の制作発表イベントで見た宮台氏とは同一人物と思えなかったからである(特徴のあるあの声を聞いてはじめて、それが氏本人であることが分かったくらいだ)。氏は衆院選で山梨1区から立候補する政治家役ということだったが、故橋本龍太郎元首相似のオールバックで、本物の政治家より政治家然とした雰囲気が感じられた。役を作りこんできたことを感じさせる、政治家を演ずる宮台氏の姿は、「富田克也監督『サウダージ』に出演しました。」(『MIYADAI.com Blog』)に掲載されたポスター写真で見ることができる。氏が出版した著書やネット番組などへの出演で、学者としての氏のことを知っている方は、この写真を見て役者・宮台真司に少しばかり驚くかもしれない。
その後、前の方のテーブルの空席を埋めるため、前述したYBSラジオの方と一緒にそのテーブルに座る。そのテーブル席に座っていたのは、今回の映画を製作している空族の映画ファンで大阪から来た女性、またラジオでエキストラ募集を聞いて参加したお母さんと娘さんの親子などであった。そこでまたどこから来られたのですかなどと話していると、確か富田監督だったと思うが撮影をはじめるとの声が掛かり、撮影現場にはエキストラのあいだで緊張感が漂った(ように私には感じられた)。今回の撮影現場では十数シーンの撮影があったが、そのなかでも一番印象深かったのは、「パーティ会場で、山梨一区から衆議院議員として立候補した赤尾大輔(宮台)が、『わざとらしい』演説をぶったり、『わざとらしい』挨拶う後援者たちと交わすシーン」(前出「富田克也監督『サウダージ』に出演しました。」、原文ママ)である。
今回の撮影でほぼ最初に撮られた「パーティ会場で、山梨一区から衆議院議員として立候補した赤尾大輔(宮台)が、『わざとらしい』演説をぶったり」するシーンでは、パーティ参加者に熱弁を振るう宮台氏の背後に立つカメラマンが氏を見るエキストラを撮影していた。事前に富田監督からはカメラの方を見ないようにという注意もあったので、カメラを見つめないように私も緊張しながら撮影に臨む。他のシーンと同様、このシーンもまた幾度かのテストを経て本番の撮影が行われたが、撮影の合間に台詞をぶつぶつ言いながら壇上を歩く氏の姿を見た。上に述べたシーンを終えて少ししてから撮影された「(パーティ会場に現れた赤尾とその妻が)『わざとらしい』挨拶う後援者たちと交わすシーン」では、赤尾の妻役の役者さんから挨拶を受けるなどで私も少し関わることができた。このシーンでは私の目の前で、富田監督から宮台さんはこうこうしてくださいという“演技指導”を受ける氏の真剣な姿が見られたが、それを終えて立ち位置に戻るときに「これは大変だなぁ〜」という独り言を偶然聞く。これらいずれも撮影の合間に見られたしぐさや聞かれた言葉であるが、これによって素人という甘えをまったく表に出さぬ氏のプロ根性を見たような気がした。
このように、数時間の撮影のなかで普段出会う機会のない役者さんの隠れた一面を垣間見ることができ、撮影の進行に合わせて食べることができた料理も美味しくいただくことができた。今回の撮影で出された料理は、『みなさまの縁をとりもつ隊ブログ』のエントリー「映画『サウダーヂ』の撮影!」で詳述されているのでご覧いただければと思う。また、富田監督から「はい、カット!」と声が掛かるまで緊迫した空気が流れる撮影に立ち会うことができたのは、今回はじめてのエキストラ参加であったが非常に良い経験となった。他のエキストラに混ざって撮影現場を出るときに、出口で「ありがとうございました」と言うスタッフの方と挨拶を交わしたが、そこでエキストラ出演を終えてこれまで感じたことのない充実感を感じることができた。撮影終わりの富田監督の話によると、これからも今回のような大規模なシーンがあるので、その際はぜひ参加してほしいということであった。まだ日程がよく分からないのではっきりしたことは言えないが、スタッフの方のご迷惑にならないように今後もエキストラとして参加し、このブログでも現場報告をしていければと思っている。
映画「サウダーヂ」エキストラ募集ページ
http://www.saudade-movie.com/ekisutora/
