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 一番最近、私が涙を流したのは、スティーブン・スピルバーグ監督、トム・ハンクス主演の映画「ターミナル」を観た時であった。
 映画「ターミナル」では、東欧のクラコウジアで起きたクーデターにより、ある約束を果たすためにニューヨークを訪れた旅行者ビクター・ナボルスキーが無国籍状態となってしまう。アメリカへの入国許可が下りないまま、ターミナル(空港)で9ヵ月を過ごすビクターをめぐった人間模様を描いた作品である。
 トム・ハンクス演じるビクター・ナボルスキーが空港で出会った友人たちを思い、母国への帰国という苦渋の選択をする場面から心温まるラストシーンまで涙が止まらなかった。「いやぁ、映画って本当に良いもんですね」と言いたくなる素晴らしい映画と久しぶりに出会った気がする。また、「涙を流す」ということもまた人間らしくて素晴らしい、そんなことをこの映画を見て思った。